コンビニで買ったお菓子、仕事前のコーヒー、使っていないサブスク。1回は小さくても、重なると月末の残高に効いてきます。

こうした日常の小さな出費は、よく「ラテマネー」と呼ばれます。ただし、すべてをやめる必要はありません。大切なのは、自分を元気にするいいラテマネーと、惰性で続いている悪いラテマネーを分けることです。

ラテマネーとは何か?

ラテマネーとは、コーヒーやお菓子のように、1回では気になりにくい少額の支出が積み重なったお金のことです。米国の著者David Bachが広めた「The Latte Factor」が元になっています。※1

コーヒーだけでなく、ATM手数料、レジ袋、使っていないサブスク、ゲームの少額課金なども含まれます。

毎月の平均ラテマネーは13,572円?!

2025年に家計簿アプリ「ワンバンク」のユーザー218人へ行われたアンケートでは、回答者がラテマネーだと考える支出は月平均13,572円でした。1年に換算すると162,864円です。※2

これはワンバンク利用者の自己申告による平均で、すべての人に当てはまる金額ではありません。それでも、自分では小さいと思っていた支出が、月単位では大きくなる可能性を考える目安になります。

たとえば平日に300円を20回使うと月6,000円、500円なら月10,000円です。全部を削るのではなく、どれを残したいか考えてみましょう。

ラテマネーは全部なくさなくていい

楽しみにしているコーヒーや、仕事や家事の合間の小さなご褒美は、生活を支える支出にもなります。反対に、買ったことを思い出せないものや、ほとんど使っていないサービスは見直す候補です。

品目だけで決めず、同じ状況でもう一度その金額を払いたいかで考えると分けやすくなります。

ラテマネー出費の例

ラテマネーになりやすいのは、金額が小さく、繰り返しやすい出費です。代表例を見てみましょう。※3

ラテマネーになりやすい出費の例
出費見直すポイント
☕ コーヒーカフェ、コンビニ楽しみか、習慣だけか
🍪 お菓子・軽食コンビニのついで買い買う予定があったか
🏧 ATM手数料時間外の引き出し無料の時間や方法があるか
🛍️ レジ袋毎回の少額購入袋を持参できるか
📱 サブスク動画、音楽、アプリ最近利用したか
🎮 少額課金ゲーム、アプリ内購入月の合計を把握しているか
窓辺の木のテーブルに、飲み物と開いた本が置かれている。
編集イメージ満足できる小さな支出は、予算を決めて残してもよいものです。

いいラテマネーと悪いラテマネー

同じ400円のコーヒーでも、自分で選び、気分転換になったならいいラテマネーです。惰性で買い、飲み切れず、あとで後悔したなら悪いラテマネーかもしれません。

いいラテマネーと悪いラテマネーの見分け方
見る点😊 いいラテマネー😶 悪いラテマネー
使う前自分で選んでいるなんとなく・惰性
使った後満足や活力が残る忘れる・後悔する
頻度予算内で楽しむ合計を把握していない
次回もう一度払いたいなくても困らない
扱い予算を決めて残す減らす・やめる・代える

ラテマネーの管理方法

3ステップで見直す

目安: 3ステップ

  1. 小さな出費を見えるようにする明細や支出履歴を見て、コーヒー、コンビニ、手数料、サブスクなどの月合計を確認します。
  2. いい・悪い・保留に分けるもう一度払いたいものは残し、なくても困らないものは見直します。迷うものはすぐに削らず保留にします。
  3. 使ってよい金額を先に決める月の自由費から、小さな楽しみに使う上限を決めます。家計簿、明細、メモなど続けやすい方法で、使った金額と残りを定期的に確認します。

予算は毎日同じでなくても構いません。今日は楽しみに使い、別の日は控える。その都度、月の上限へ戻って考えられれば十分です。ラテマネーをゼロにすることではなく、使う日を自分で選べる状態を目指します。

まとめ

ラテマネーは、1回では気になりにくい小さな支出の積み重ねです。

  • 満足や活力につながるものは、予算を決めて残す。
  • 惰性、低利用、後悔につながるものは見直す。
  • 使う上限と確認するタイミングを決め、使う日と控える日を選ぶ。

まずは直近の明細から、もう一度払いたい支出を一つ、なくても困らない支出を一つ探してみてください。

Reference

編集情報

価格確認日
2026/7/27
事実確認日
2026/7/27
Theme ID
AQM-034